当時は珍しかった
女性オーナーの酒屋店
私の父は、昔ながらの町の酒屋として商いを続けてきました。(酒屋の仕事は昔は男性しかできず、日本酒の蔵に女性が入ることすら許されない時代でした。)父は静岡の無名だった酒を育て上げ、地元の酵母開発にも関わり、「磯自慢」や「開運」などの名酒を世に送り出しましたが、時代の流れとともにスーパーマーケットが次々とできる中で、酒屋を続けることが難しくなり「もうやめようか」と悩むようになりました。
父が廃業を考えたタイミングで、「このお店を守りたい」と思い、「女性でも始められることは何だろう」と模索するようになりました。そんな中、店の片隅に売れ残っていたワインが目に留まりした。そのワインを友人たちに飲んでもらったところ、「赤が好き」「甘口がいい」「これが好き!」など、好みが一人ひとり異なることに気づいたのです。
その時、「それぞれの好みに寄り添った提案ができれば、大手チェーンには真似できない個人に寄り添うサービスが可能ではないか」と感じました。さらに、女性ならではの細やかな視点で提案を行う仕事を作れるかもしれない、という想いが芽生えました。そして、私はワインに挑戦することを決意し、新たな一歩を踏み出したのです。
ぶどう畑の現地視察の様子
現地で収穫の様子を確認し、生産者と直接交流しながら品質を見極める。
“畑を見れば、ぶどうの品質が一目でわかります。良いぶどうを育てる畑は手入れが行き届き、収穫も手作業で丁寧に行われます。”
小さな酒屋で
1万本のワインを売る
ワインの販売を進めていたところ、私の酒屋が「ワインをたくさん売る店」として評判が広がり、その噂を聞きつけてフランス大使館の方が訪ねてきました。「素晴らしいワインを作る無名の生産者がいるのに、このままでは廃業してしまう。ぜひ輸入してほしい」と依頼されたのです。それをきっかけにフランスへ飛び、現地の農家やワイナリーを巡りました。
畑を見れば、そのワインの質がわかります。農薬を使わず、丁寧に手作業で育てられたぶどう。そのぶどうから生まれるワインの品質には感動しました。しかし、輸入には資金が必要です。そこで地元の銀行に飛び込み、若手支店長に直談判し「絶対に将来恩返しするから」と熱意を伝えたところ、無担保での融資をその場で承諾してもらえたのです。
輸入から販売までのスケジュールを考えると、わずか3か月で1万本のワインを売り切る必要がありました。大きな挑戦でしたが、結果的には1か月で完売することができました。その理由は、すでにお客様との信頼関係が築けてことにあります。お客様の好みやニーズを正確に把握していたおかげで、「この価格帯でこの味なら売れる」という確信を持って仕入れることができたのです。また、地元のカルチャースクールや商工会議所、銀行などで開催したワインセミナーを通じて、ワインの魅力を伝え、お客様との絆を深めてきたことも大きな助けとなりました。
この成功の背景には、支店長の協力や資金の助けだけでなく、本当に良いものを作る生産者たちの存在があります。どんなに資金やアイデアがあっても、優れた生産者がいなければ成功は成し得ません。本当に良いものを届けたいという信念と、それを支える人々との繋がりが、この挑戦を成功へ導いたのです。
山荘でもマニフレックスの代表モデル フラッグFXを導入。仕切りを設ける山荘のベッドスペース。頭と頭が向かい合う配置になっていて、完全に別の空間ではないものの、適度にプライベートを保てるようになっている。
フォー アザーズ
(For Others)
私は30年前にワインの輸入を始めました。ワインの仕事を始めたのは1987年、本格的な輸入をスタートさせたのは1994年のことです。
その当初から、そして現在に至るまで大切にしているのが、「フォー
アザーズ(For
Others)」という企業理念です。この言葉は、聖書の「自分のことだけでなく、他人のことも考えなさい」という教えに由来しており、日本語では「利他の精神」として知られています。
私は、この理念こそが仕事の根本だと信じています。好きなことを仕事にするのも素晴らしいことですが、仕事は社会の役に立つものであるべきだと考えています。誰かのために尽くして行う仕事は、必ず成功につながる——そう確信しています。
生産者との繋がり
私たちは、生産者との家族ぐるみの付き合いを大切にしています。ワインの世界では、植えたぶどうの木が商品になるまで30年かかることがあります。樹齢が古くなるほど良いぶどうができる一方で、収穫量は減り、木も小さくなります。それでも、長期的な視点を持つことが、良いワインを生み出す秘訣なのです。
私の娘は学生時代からフランスのワイナリーにホームステイし、生産者との絆を深めてきました。そのおかげで、強固な信頼関係を基盤に、現在もワイン事業を継続できています。ワイン業界では、似たような産地や商品を真似て輸入しても成功しない例が少なくありません。私たちは「誰のための商品か」を常に明確にし、お客様の顔が見える形で商売を行っています。たとえば、「良いワインだから」と仕入れても、お客様に好まれないものは取り扱わないようにしています。
東京での店舗展開も、お客様の声に応える形で始まりました。最初に渋谷に店舗を出店した後、「近くに店舗を作ってほしい」というご要望を受けて、武蔵小杉や他の地域へと店舗を広げていきました。その結果、気づけば全国で27店舗を展開するまでに成長しました。
私たちは”他の人のために働く”という理念を大切に、これからも一歩一歩前に進んでいきます。
30周年記念モデル
『エコサンドロ』を体験
良いワインと出会えた時のような喜び
“触れた瞬間の気持ちよさに感動しました。体のすべての部位がぴったりとフィットする感じ。腰も、背中も、肩甲骨も、すべてが吸い付くように支えられる感覚です。反り腰の私が、なかなかこうしたフィット感を得られないのに、これは本当にすごい!ベッドが包み込んでくれるようで、幸せな気分になります。
肩の負担も軽減されそうです。特に五十肩の方には良いですね。腰をかばうと肩に負担がかかりがちですが、このマットレスなら安心です。“
”マットレスって、良くも悪くも意識することがありますが、マニフレックスは「気にならない」というのがいいんですよね。寝るときに「あ、これ硬いな」とか「沈みすぎる」といった違和感がない。つまり、自然に受け入れられる心地よさがあるんです。意識して「これがいい」と思うというより、無意識に体が馴染んでいく感じ。“
体験を終えて
“良いワインや素晴らしいブドウに出会ったときのような喜びがあります。葉を落とし、果実の数を絞り、土地の養分を濃縮して受け取ったブドウ。食べても美味しい、そんな特別なブドウから生まれるワインを思い出しました。良いワインに出会ったときの「これだ!」という感覚、それと同じ衝撃を味わいました。
暮らしのエッセンス展での
コラボ
ヴィノスやまざきとマニフレックスは2024年6月に開催したマニフレックスのポップアップストア『暮らしのエッセンス展Ⅰ 私が輝く暮らしかた』で初コラボ。
来場された方々は、特選されたワインの香りと味を楽しみながら、リラックスした雰囲気の中でイベントを満喫。大変好評でした。