美容エディター・ライター
松本 千登世 さん
1964年 鳥取県生まれ。航空会社、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスに。
経験に基づく確かな審美眼、洞察力と、読む人の心に届く文章で女性誌を中心に活躍。「顔は言葉でできている!」(講談社)、「いつも綺麗、じゃなくていい。」(PHP出版)など 著書多数。
“10個要らないから、値段が10倍でもたったひとつの本物がほしい”。ものを選ぶときには、ずっとそう思ってきました。実は学生の頃から、母親にも“一見、見栄えのいい偽物ではなく、自分の身の丈に合った本物を選びなさい”と言われてきたからか、その感覚が年齢を重ねるうちにどんどん高まって“世の中の全員が良いと思うものじゃなくていいから、私にとって質の高いもの、長く使えるものをちゃんとこだわって選びたい”という思いを人一倍強く持っています。
“朝の時間を大切にしています。毎日5時頃には起きて、執筆の仕事などはなるべく朝から午前中に行っています。以前、齋藤薫さん(美容ジャーナリスト) も、朝書く原稿の方が夜のものよりもポジティブだとおっしゃっていたのがとても印象的でした。部屋から富士山が見えるんですが、朝日を浴びる富士山を見ていると前向きな気持ちになれるんです。だからきっと同じ原稿でも書き方がちょっと違ったりするのだと思います。
朝起きて一番にすることは、髪を梳(と)かすこと。お気に入りのブラシの柄で頭のツボを押したり、ポンポンと叩いて刺激したりすると気持ちが良くて。頭皮にももちろん、良いと思うのですが、目覚めが良くなり、顔色も明るくなる気がしています。寝る前の習慣としては、お風呂に、寝る1~2時間前には入るようにしていています。実は数年前からはまっていることがあって、入浴前にお気に入りの香水を身体に纏うんです(入浴剤は炭酸系の無香料のもの)。 そうすると、入浴後もほのかに香りが残って、とても気持ちよくベッドに入れるんです。
15年程前、まだ出版社で締め切りに追われる生活をしていた頃、入浴の専門家の方にお話を伺う機会があって、入浴と睡眠の関わり、そして「睡眠の質」の大切さを意識するようになりました。例えば30分余計に寝られる時間を確保するより、30分でも良いから入浴の時間に当てて、ちゃんと血流と気持ちを整えてから眠るほうがいいと実感したんです。 それから、私の中で“睡眠の質が一日の質、ひいては、人生の質”だとずっと思ってきました。
そういう意味でも寝具はすごく大切だと思っていて。自分でもこだわりたいという思いはずっと強くありました。いくつも試したり、購入したりしながらもなかなかフィットするものに出逢えなくて、(以前マニフレックスの取材の仕事の)お話をいただいた時には “今度こそお願いします、神様!”みたいな気持ちでした。
使用以前は朝起きた時に体がだるいということがよくあったんですが、マニフレックスにしてからは軽やかに起きられる感じが最初からありました。寝転んだときの、体全体が支えられている感触が幸せ感でいっぱいにしてくれて、 “これから幸せな時間がやってくる”という思いがより強くなる。ベッドが私を呼んでくれるんです(笑)
マニフレックスに、私自身が人生の質を高めてもらっているからこそ、大切な人とは人生の質を委ねるものとしてその幸せを共有したいと思っています。出会いに本当に感謝しています。
“実家の母が三つ折りマットレス(メッシュウィング)を使用しているのですが、今回の『サステナブル・ウィング』も同じ寝心地でとても気持ちが良いと感じました。 ゴミが殆ど出ないですし、また、パッケージも可愛いですね。小学生にこれで自由になにか作ってもらって「サステナブルコンテスト」などを開いたら盛り上がりそう!その際は審査員をしてみたいと思います(笑)