料理研究家
ワタナベマキ さん
1967年 神奈川県生まれ。夫と息子、猫2匹と暮らす。グラフィックデザイナーを経て、料理研究家に。四季折々の食材と、その素材の味を引き出すシンプルなレシピに定評がある。また、日々の暮らしや料理、愛猫が登場するInstagramでも多数のフォロワーを抱える。『毎日のおかずはシンプルがいい』など著書多数。
料理教室をしていた祖母の影響で、子供の頃から料理が身近で好きでしたが、“好きなことを仕事にすると、好きなままではいられないのではないか・・”という不安から、最初に選んだのはアルバイトでも携わりのあったデザインの仕事でした。
グラフィックデザイナーのセキユリオさんに憧れて、彼女の事務所で働かせていただくことになったんです。ところが、実際に業務につくと、自分のデザインと意図をうまく言語化できず、説明できなくて悩むようになってしまいました。
そこで、何だったら人に自信をもって伝えられるかを考えた結果、料理がそれだと気づいたんです。思い切ってセキさんに相談すると、「好きなことを仕事にしても絶対に嫌いにならないよ」と背中を押してくださって、料理の道へ進もうと思えたんです。実際にセキさんの言った通り、この仕事を嫌だと感じたことは一度もありません。セキさんとは今でもお会いしてその話をするんです。
料理に関しては、旬の食材を大事にしています。とても良く出来ていると思うんですが、夏にとれる食材、トマトやキュウリには身体を冷やす効果があり、逆に冬には体を温める食材が多いんです。春には山菜など冬の間に鈍った体を呼び起こす苦い食材があって、秋は食を目いっぱい楽しめるような食材が豊富に採れる。四季の食材は、人にとてもよく調和しているんですよね。
朝は毎日5時には起きています。お弁当をつくったり、朝ごはんの支度をしたりしています。息子や夫を送りだして、掃除や仕事の準備などが全部整った後、必ず15分くらい、お茶を飲むようにしています。そこでホッとして、力を抜いて、自分をリセットしてから、その後の仕事に臨むようにしているんです。お茶は日本茶を中心にいろいろな種類を飲みます。
時間があるときは抹茶を作ったり、一緒に和菓子をいただいたりもしますね。
料理に活かすために2年ぐらい前からアーユルベーダを学んでいます。来年の3月には最終試験みたいなものがあってスリランカへ行く予定です。
アーユルベーダといっても、マッサージをするとかそういうことではなくて、食養生について学び、それを取り入れたいなと。日本では、薬膳も流行っていますが、似てるところもあるかもしれませんね。いずれにしても、それらに縛られすぎるのではなくて、そういうものを知っておくということが、料理に携わる立場にとって、すごく大事かなと思っています。
こだわりが強い訳ではないですが、身の回りのもの、洋服や、台所道具とか、家具もそうですが、長く使えるものが多いということは共通しているかなと思います。料理の道具など、“普通の家庭よりも頻繁に使うとはいえ、ちょっと値段が高いかな・・” と思って買ったものでも、10年、20年使えたりしています。あとは、職人さんが、手で作っているものは、壊れても直してくれたりして、結果的に長く使えるものが多いので好んで使っています。例えば、打ち出しの鍋や包丁、木のまな板なども使用していますね。愛着も沸いてきますし、大切に使用しています。
マニフレックスを良いなと思ったのも、長く使えることやエコロジー、そのコンセプトにとっても共感したからです。
マニフレックスを使用し始めて、その密着度が本当に心地良くて腰痛持ちでしたが寝ているときは大分楽になりました。首も痛くなっていたんですが、とても良くなったことに感激しました。息子には、『食べ物と睡眠だから』って、すごい言ってます(笑)。
夫も『最高だね。自分も欲しい!』となって(笑)、今では、家族でマニフレックスを愛用しています。
とても楽で心地が良いですね。
ほんと、このまま眠れます(笑)。
(パッケージを工夫してより環境への配慮をしたり、多くの方に睡眠を充実してほしいという願いからお求めしやすい価格を実現したりする)サステナブルウィングのコンセプトは本当に素晴らしいと思います。
様々な分野で活躍するエキスパートや著名なゲストを招き、ゲストのライフスタイルや価値観に焦点を当てて日常生活に活かすヒントを提供するマニフレックスの連載企画
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