アートディレクター/グラフィックデザイナー (株)asianvoice代表 本多 り子さん

アートディレクター/
グラフィックデザイナー

(株)asianvoice代表 
本多 り子さん

1973年、東京生まれ大阪育ち。2012年より東京在住。「世界を少しだけ楽しくするデザイン」をコンセプトに、企画から世界観を構築するグラフィック&ブランディングデザイン会社、(株)asianvoice代表。伝統工芸をデザインの力で応援することがライフワーク。国内外で受賞多数。趣味はランニング、そして猫派。愛されるべき元気で楽しいモノ・コトをつくることが得意。

  • ・一般社団法人 総合デザイナー協会 理事
  • ・DAS伝統工芸応援委員会 委員長
  • ・公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会 正会員
  • ・NPO法人 日本タイポグラフィ協会 正会員

https://asianvoice.jp/

フライヤーづくりから
始まった、デザイナーの道

デザインを始めるきっかけはフライヤー作りでした。
クラブでハウスDJをしていた頃、自分が出演するイベントでフライヤーが必要になり、
始めは知り合いのデザイナーの方にお願いしていたのですが、
次第に「もう少しここの色を変えたいな」とか「ここをこうしたいな」というこだわりも出てきて、ちょうどその頃にiMacが登場したので「自分でもやってみよう!」と思ったのが始まりでした。
自分のイベントフライヤーを作っているうちに、どんどん他の方からもお声がけいただく様になって、いただいたお仕事で勉強させていただきながら今にいたります。
すぐにフリーランスになって、全部自分でやるようになって、面白さと難しさを知り、苦労したことも多かったです。
グラフィックデザイナー出身ですが、現在はイベントやキャンペーンのディレクションも含め、ブランディングデザインのお仕事も増えています。

ご自宅のDJブース

独学で身についた、
自分なりの軸

デザイン事務所で働いた経験はなく、
これまでいただいた仕事を一つひとつやりながら、技術を身につけてきました。
学校などに通うのではなく独学だと、デザイナーとしての歩みは10年遅れで進んでいる気がしています。
コンペティションに応募し始めたのも、賞を取るのも周りより遅かったと思います。コンペティションでの受賞はこれまでの苦労が身になった喜びもありましたが、それよりも、応募していない状態でグランプリ作品を見るよりも「グランプリ作品」をより深く読めて、そこからデザインを学ぶことができました。
考えの深さや、アイディアの突破力、計算されつくしたデザインであったり、グランプリを受賞する作品はやっぱりグランプリ作品なんですよね。

マニフレックスマットレスに腰かけながらインタビューを受けている本多 り子さん

デザイナーとしての
世界が広がる出会い

大阪でグラフィックデザイナーとしての仕事をしていた時に、
嶋高宏さんという大御所デザイナーの方と知り合う機会がありました。
その方から“ 海外アワード” での授賞式のお話しを聞かせていただいた時に、
自分が「地道にデザインをやっている今の仕事の道の先にそういう世界がある」ということが
初めて結び付きました。
その方との出会いがデザイナーとしての可能性を広げてくれた。
今も時々大阪でお会いすることがあります。
心のどこかで今も先生に褒めてもらいたいという思いがあります。
凄く影響を受けた方ですね。

※嶋高宏:数々の受賞歴を持ち、大阪のデザイン界を牽引してきた関西のデザイン界を代表するグラフィックデザイナーの一人

色は、私にとって
感情やコンディションを映す、
大切な要素

デザインの色が鮮やかな色彩であればあるほど、気分が上がります。家の壁は、黄色と黒と真っ青。
デザインの色が鮮やかな色彩であればあるほど、気分が上がります。家の壁は、黄色と黒と真っ青。
デザインの色が鮮やかな色彩であればあるほど、気分が上がります。家の壁は、黄色と黒と真っ青。
デザインの色が鮮やかな色彩であればあるほど、
気分が上がります。家の壁は、黄色と黒と真っ青。

「楽しい」を基準にした暮らし

インテリアも、「こうあるべき」には縛られません。
高価なものや、いわゆる “○○風” よりも、本当に楽しいと思えるかどうかを大切にしています。
チープでもいい。
自分が心地いいなら、それでいい。
暮らしもデザインも、感覚を信じるという点では同じだと思っています。
無理に整えすぎないことが、結果的に、自分らしさにつながっている気がします。

作品展で制作したポスターをインテリアの一部に
作品展で制作したポスターをインテリアの一部に

朝のルーティーン
「朝一日記」と
「ピンクの付箋」

眠りを見直すようになった今は、朝の時間をとても大切にしています。
朝は一応6時に起きるようにしてて、4時ぐらいに起きることもあるけど、6時スタート。まず最初に日記をつけます。
「朝一日記」って言ってて、昨日のこととか今日のこととかを、朝に手書きで書く。
夜につけると、すっごいネガティブになるんですよね。でも朝の方が頭がシャキッとして、嫌なこともちょっとリセットして冷静に書ける気がします。
その後に走りに行って、大体10キロ。
シャワー浴びて、仕事して、お昼食べて、また仕事して、夜ごはん。
退屈って言えば退屈なんですけど(笑)、こういうリズムがあると整う感じがします。
あと、ピンクの付箋を必ずその日のスケジュール帳に貼るっていうのを毎日やってます。何も書かない。ショッキングピンクの付箋が、ラッキーアイテムというか、お守りみたいで。「今日も自分らしく」っていう証なんですよね。

“Communication Arts Typography Annual 2026” Award of Excellence 受賞『日本タイポグラフィ年鑑2026』 入選
“Communication Arts Typography Annual 2026”
Award of Excellence 受賞
『日本タイポグラフィ年鑑2026』 入選
毎日のルーティーンにしている”ピンクの付箋貼り”
毎日のルーティーンにしている
”ピンクの付箋貼り”

デザイナーとしての可能性

マットレスに腰かけている本多 り子さん

デザインについては独学だからちょっと外れていると思うんですよね。独学ゆえにガラパゴス化したと思っています。(笑)
これまでのデザイン業界自体は歴史的に見ても男性が作ってきたと思うのです。ということは、「女性にしかできない、女性らしいデザインみたいなものが、まだまだ世の中には出ていないのではないか?」と思ってて、
そこにすごい可能性を感じているんです。
否定しないというのはすごく大事で、
考え抜いたデザインであるなら不安を手放し自信をもって提案する。
意固地になるのではなく、新しいものは取り入れて、「自分の感性を大切にする」ということを大事にしています。

マットレスに腰かけている本多 り子さん

自分の心にフィットする

この髪型にしたときに“本当に自分らしい”と思えたんです。
“キレイになりたいわけじゃなかったんだ”ってことに気づいて、
「心の自分にフィット」したかったんだなと思ったんです。

その時から全部、デザインもそうですし、生き方も、ファッションも、自分らしさを大事に思っています。
若いころは、「私こんなデザインしかできない!駄目だ!」って、自分をすごく責めながらデザインをしていました。
そういう経験を経て、「自分を認めていくことから自分らしくていいデザインも生まれてくる」と、今はそう思っています。

ピローの肌触りを感じている本多 り子さん

世界を少しだけ楽しく
するチカラ「asianvoice」

「asianvoice」の名前の由来は、DJ時代主人と考えたユニット名をそのまま使っています。
「株式会社asianvoice」では、”デザインで世界を少しだけ楽しくする”をコンセプトに日々葛藤しながら楽しいことをデザインしています。

asianvoice コンセプト

マニフレックスを使い始めて

寝室が楽園に

元々、10年ほど不眠症で生活リズムも安定していなかった私が「眠り」を意識するようになったのは、マニフレックスさんのお仕事がきっかけでした。
ある時、マニフレックスの社員の方に「眠るのは好きですか?」と聞かれて、
「ハッ」とこれまで「眠るのが好きということなど全く考えてこなかった生活だった」と気づきました。お仕事をご一緒しながらも、腰が重くてなかなかマットレスを新調する気にはなれなかったのですけど、それが、「眠りのガーデン」の制作に入る前、「エコサンドロ」をショールームで試したその日から、眠りのすべて変わりました。
もう、本当に衝撃でしたよね。
(頬に触れて)ここが本当にほぐれていくのが分かったんですよ。
眠らなくても横たわるだけで何かが溶け出してデトックスするみたいで。

マニフレックスマットレスで横になっている本多 り子さん

寝落ちも早くなりましたし、お世話になっているスポーツマッサージ師さんからは、
「首のコリがなくなっていますよ」と言われたんです。
長年首が回らないような状態だったのに、、。
それで、先日実家に帰省したとき和布団で寝て、その後にスポーツマッサージに行ったら「また、ここにコリが出来ていますよ」と、言われたんです。
今は、夫婦で寝室を「楽園」と呼ぶほど、眠る時間が楽しみです(笑)。
眠りもまた、色やデザインと同じように、
私の暮らしを静かに支えてくれる、大切な要素になっています。
眠りが楽しみになると、習慣も変わりました。カフェインを構わず取ってたのが、寝る前に白湯を飲むようになって、お香も使うようになって。本当に、眠るのが楽しみになったんですよね。

マニフレックスマットレスの肌触りを確かめている本多 り子さん
マニフレックスマットレスの素材を確かめている本多 り子さん

2025年マニフレックスPOPアップイベント
『眠りのガーデン』 アートディレクション・グラフィックデザインを担当

2025年マニフレックス
POPアップイベント『眠りのガーデン』
アートディレクション・グラフィックデザインを担当

デザインに込めた思い

企画をお伺いした時に「屋外でベッドを置いて、そこでこの秋風を感じながら過ごす」という“ほんとの心地よさ”みたいなものを、どうにかビジュアルで表現したいと思いました。
先にデザインしていたものに、後からヤマザキマリさんのイラストを重ねる段取りのなか、「何をモチーフにするか?」と考えていましたが、デザイン制作に入る前のタイミングで丁度「エコサンドロ」を使い始め、その時感じた体験を生かそうと、“まどろみ”と“トワイライトから夜”にかけての時間をイメージして色を選び、優しくなりすぎないように差し色にオレンジ入れました。
ヤマザキマリさんのイラストと合わせた時にもピッタリ融合し、インパクトのあるポスターを作ることが出来ました。
自分が感じたマニフレックスの気持ち良さとガーデンの感じをしっかり訴求したいと思って制作していましたが、エコサンドロを体験していなかったらこういうデザインには仕上がらなかったと思います。

「眠りのガーデン」会場内マニフレックスについての紹介パネル

「眠りのガーデン」会場内
マニフレックスについての紹介パネル

ヤマザキマリさん描き下ろしイラストのグッズ&パンフレットをデザイン限定の来場者特典は予想を上回る早さで終了し大好評

ヤマザキマリさん描き下ろしイラストの
グッズ&パンフレットをデザイン
限定の来場者特典は予想を上回る早さで終了し大好評

本多り子さんご愛用アイテム

エコサンドロ

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ピローサンパウロ

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フラットピッコロ

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