もともと腰痛持ちの私ですが、友人の紹介でマニフレックスと出会いました。その前は日本製の硬いマットレスを選んできました。イタリアでこういった製品が作られていることがまずは驚きで新鮮でした。環境にも身体にも優しく健康的なマットレス。ハンドクリームやシャンプーなども最近イタリア製のものに買い換えたばかりだったので、ベッド製品もイタリア製の物を見つけてうれしかったです。そしてこれだけいろいろな種類があるとは驚きでした。
硬いマットレスだけでは何となく納得がいきませんでした。どこか硬い石の上に寝ているような気がしていたからです。ピアニストは、アスリートと同じく肉体を使うので常に筋肉を疲れさせないことを意識しています。それは食べ物だけではなく、上質な睡眠を取ることによって筋肉を大切にしているのです。
新幹線や飛行機の移動の時も自身のMY座布団を持ち歩いています。家の中でもピアノの椅子や食卓の椅子に特別なクッションを置いて、常に腰が痛くならないように心がけています。睡眠の時間は長いだけではなく、その間にいかに筋肉と精神を休ませて、本番のコンサートに向けて肉体と精神を作る大切な時間なのです。地方や海外のコンサートでも、ベッドが変わるだけでも睡眠の質が変わってしまうので、宿泊するホテルのベッドが、とても気になります。柔らかすぎると腰が沈んでしまうのでよく眠れないのです。
睡眠の時間=ピアノの音を製造する時間と言っても大袈裟ではありません。良い睡眠をとると、頭がすっきりするのでインスピレーションが湧いてきます。それは演奏にとっても大切であり、より豊かな音楽が出来上がります。練習では長時間座りっぱなしなので、腰を痛めてしまうので、夜の横になった姿勢で睡眠をとる時間はとても貴重です。
私の気に入ったマットレスは『フラッグ・FX』というモデルでした。このマットレスは思った以上に深みを感じられるマットレスです。硬いのですが、マシュマロの上に寝ているような気分です。心地よい柔らかさで、どこか底から支えられているような安心感があり、深みを感じます。自分の体の下に大きな空間を感じます。この空間がとても深くて支えてくれるような安心感があるのです。
『ヴィロブロック』の広告を見て、この新製品にもとても興味を持ちました。ウイルスを殺す役割だけだと思っていたのですが、『フラッグFX』に、『ヴィロブロック・トッパー』を重ねて試してみたところ、こんなに心地よいものがあるのだとびっくりしました。
立体的で丸みもあるので、身体にぴったりとフィットしてとても心地よいです。暖かくて気持ち良い。敷いているのと、敷いていないのでこんなに差があるのかと驚きました。畳の上にこれを置いて、昼寝したらどんなに気持ち良いかと想像します。あっという間に体にフィットして体を引き上げてくれるような感じです。これは何にも負けないような魔法のシートに思えます。勝てるのはウイルスだけではなくすべてに勝てるシートです。
女優枕はネーミング通り美容に良い枕ですね。ピアノの楽譜や鍵盤にいつも向かっているピアニストは、どうしても首のシワが気になります。枕の固さより、首を休ませる角度を考えます。この富士山型の『バイオシェイプピロー(レディースタイプ)』を2通りに使い分けています。本などを寝ながら読むときは、富士山形にしています。寝るときは、富士山を反対にすると、低めで私好みのちょうどよい高さになります。どちらも首が休んでいる角度になるので、今日も1日ありがとうと首にお礼を言うような気分でこのピローを使っています。
又、『ケット&シーツ』は肌触りが気持ち良く、今はこれを敷いています。色もピンクで綺麗なので寝る前から気分がロマンティックになり、眠るのが楽しみになります。ネックウォーマーもブラウス感覚で可愛らしいので、さすがイタリアを感じさせるデザインです。ソックスは夜中に起きても滑り止めが付いているので安心です。とにかくピアニストは冷えが敵です。筋肉を冷やしてしまうと演奏に影響が出てしまいます。睡眠中も暖かく次の日の練習や本番のために筋肉をベストな状態に保つことが求められています。肌に直接触れるものは本当に大切で、アレルギー体質の私は敏感で、布でかゆくなってしまったりするので、質もとてもこだわります。これらはとても気持ちよくて、爽やかでどんどん肌に馴染んでくる気がします。また医療用と言うこともあり、とても安心感があります。暖かく守られている感覚です。
8時間
夜中の12時前には寝るように心がけています。温度は24度、湿度は50%位がベストです。暗さは暗いほど眠りやすいです。周りも静かだけではなく、自分の心も穏やかな気持ちで眠るのが理想的だと思っています。
私にとっての睡眠。それは希望をつくり、夢を実現するための時間です。寝る前にどんな音を奏でたいか、どんな曲を弾いてみたいか、など考えます。頭の中で理想の音色を聴いたりします。睡眠が深いほど自分も癒され、新たな音作りに意欲が沸きます。
王立マドリード音楽院、ジュリアード音楽院、英国王立音楽院に学び、英ニューポート国際コンクールにて故ダイアナ妃から授賞される。ソリストとしてチェコ・フィル、ベネズエラ交響楽団、ウィーン・フィルメンバーなどと共演。キングレコードより多数のCDがリリースされ、テレビ朝日「題名のない音楽会」でも取り上げられるなど高い評価を受ける。国内外でのコンサートのほか、神奈川県マグカル大使をつとめ、俳優とのコラボ、番組出演、執筆など多才な活動で幅広いファンに支持されている。大阪芸術大学・演奏学科教授。
www.marikumamoto.com
フラッグ・FX
VIROBLOCK トッパー
バイオシェイプピロー(レディースタイプ)
くつろぎアクセサリー シリーズ・ランバークッション
ケット&シーツⅢ