都内某所にある“星のアトリエ”へ、ミックさんを訪ねるとカンバスに向かいドローイングをしている最中だった。大きな窓からは自然光が差し込み、そこが何処であるかを忘れてしまうかのように、印象的なワンシーンであった……。画材や提灯、鏡などの作品が雑然と置かれている中、大胆なドローイングが施された赤いソファの後ろに『メッシュ・ウィング レオナルド』が静かに佇んでいるのを発見した。時には衣食住を忘れ、製作にのめり込む画家の日常。「レオナルドはもはや、欠かせない物です」と、彼は静かに語り始めた。
「眠りに入る時も、もちろん起きた時も“シチュエーション”って大事だと思うんです。だから“眠るということ”についてもっと考えたいと思ったんです。今使っているマットレスは『メッシュ・ウィング レオナルド』なのですが、表裏で硬さが違うので、その日のコンディションによって使い分け出来きるので、とても効果的に感じています。真ん中の部分だけを上下入れ替えるなど、臨機応変にコーディネートできるのもいいですね。
布団でありながら、マットでありながら、きっちり畳めるデザインは、ライナスの毛布のように、それごと何処かへ行けてしまう、寝ながらにして機動力を感じます。例えばクルマに乗せてどこへでも出かけられますし、移動も簡単で機能的ですよね。気に入ったところで、気に入った寝具で眠れるってとても幸せな事だと思うんです。アトリエの片隅に立てて置いても煩くないのが気に入っています。
色がいくつかあって、僕は「ローズ」をチョイスしました。やんごとない感じ、というかどこか奥ゆかしさがあって高貴なイメージがしますよね、結局はカバーをかけてしまうけど見えないながらの存在感が自分らしいかな、と思っています
『メッシュ・ウィング レオナルド』は程よい身体の浮き方、沈み方で、睡眠時にも自然体で居られる事が気に入っています。それまで悩まされていた、明け方に目覚めてしまうこともなくなりました。
結局は夢見の良さが大切だと思うんです。眠っている間に見る夢は創作にとても重要です。寝具が変わったら、夢の質が変わります。それは創作の質が変わる、ということにも繋がる訳です。例え起きた時に意識として残っていなくても、そこの質が高まる事はとても大切です。
枕は『フラットピッコロ』を愛用しています。頭から凄いエネルギーを出すので(笑)熱を吸収して逃がしてくれる感じがとても心地良いです。
つばさを休めること。夢を見ること。未来を紡ぎ出す大切な準備の時。
レオナルドとは我が星のアトリエの片隅にて2匹のネコと共に眠る。
睡眠7時間と昼寝1時間が必要。
空気のゆるやかな動きは大切。
明かりは出来るだけ遮光するが、自然。
睡眠時は冷房や暖房などをかけず、なるべくナチュラルに(夏場は扇風機をタイマーで)中世のリュートを主にしたバロック音楽。
バッハのゴルトベルク組曲。ギーゼキングのピアノによるモーツァルトが子守歌。
その季節に欲しいと思うアロマ。
画家・イラストレーターとしてアートワークを軸に、オリジナリティ溢れる意匠のアパレルをBEAMSと共に製作したり、音楽家としてバンドに参加するなど、独自の美意識の元、多彩な活動を展開している。 平均睡眠時間:7時間